知床大冒険 〜海編〜 第7話 国後(クナシリ)を眺めて
冒険5日目
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現在地はここです。
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奥に見える山々は、国後島
今回、ワンチャン流される可能性があったところ。
近くて遠い存在とはこういうことでしょうか。
ー 人工物
この日は、Rest Day.
先日の嵐と前日の転覆事件、そして連日の寒さで
肉体的にも精神的にも全員疲弊をしていたので、2時間だけ漕いで、
「番屋」という、知床の漁師小屋がある海岸で1日ゆっくりとしました。
↑ これが「番屋」
よく、歌にもなっていますよね〜
見た目は、マジでボロ小屋なんですけど、
中は整理整頓されていて、綺麗!!
椅子、ストーブ、食器、寝袋、そして絨毯まで敷いてあってもう立派な家です✨
詰めて寝れば数十人は軽くいける広さでした。
番屋の設備維持は実は結構大変で、
地元漁師と新谷さんたちで協力して定期的に修理をしているそうです。
番屋どうこうよりも、一同感動したことは、
床が平ら!!
壁があって風が防げる!!
屋根があって濡れない!!
ということでした。笑笑(感覚がおかしくなっているw)
ー 昼寝
冒険中、最も天気が良くなり、暖かく最高のお昼過ぎでした。
昼メシを満腹食べ、
川で一週間ぶりに頭と体を洗い、
みんなでそのまま昼寝。笑
何もかけずに、外でそのまま寝られるとか
どんだけ暖かったことだか。
そのまま昼から酒を飲んだり、あたりを散策して、
キツネに何度も遭遇しました。
キツネに遭遇!! 距離約5メートル!! 知床 ペキンノ鼻より
いつものように、
米を炊き、味噌汁を作り、おかずはさんまのピリ辛炒め。
また雨が降って来たため、急いで片付けをして、みんなで番屋の中で食べました。
食べて、飲んで、歌って、新谷さんたちはこのまま
平らな床(番屋)
で寝るとのことでしたが、
僕は、
知床に荒さ、不自由さを求めて来たのに、
ここで平らな床で寝たら負けだ。
と"カッコいい意志"をを貫き、雨の中、1人外に出てテントに戻り、
ゴツゴツする床
で寝ました。
さあ、明日が最終日。
最後まで気を付けて無事帰ろう。