【キューバ旅行基礎】キューバ旅行 通貨、治安、ホテルは?
【キューバ旅行基礎】キューバ旅行 通貨、治安、ホテルは?
こんにちは!REOです!
今日は、私が以前バックパッカーで訪れたキューバについてです!
数年前にアメリカと国交を回復したばかりで、まだまだ半世紀前の空気が流れているとあって、近年人気の旅行先となっていますね!
今日は、そんなキューバに旅行する際に知っておくべき基礎的なことを中心に書いて行きます!
キューバはやはり普通とはだいぶ異なった国なので、事前の調査と理解があるかないかで旅行の密度が全然変わると思いますよ!
キューバへの行き方
航空会社
日本からキューバへの行き方は飛行機を乗り継いでいく必要があります。
羽田 or 成田から乗り継いで行ける航空会社はおおよそ以下の通り
大きく上記の4つがありますが、費用やトランジットを含めた時間を考慮すると、
- エアカナダ(AIR CANADA)
- アエロメヒコ(AERO MEXICO)
の2社がオススメです。
費用、時間、経由地
費用は飛行機なので時期にもよりますが、
往復:15~20万円
片道:20時間弱
経由地:
いやぁ、高いし遠いですよね、、、笑
値段だけを考慮すると、正直HISなどが提供しているツアーの方がお得かもしれません。
ただ、現地を自由に自分の思うがままに動きたい、冒険したい、といった方は個人手配をオススメします。
また、上記のように直行便は現在ないため、必ず一回トランジットをする必要があります。
地球を真横に飛んでいくため、時差ボケ等の肉体的疲労が溜まりやすいです。
しっかり寝て健康状態を良くして行きましょう。笑
入国に必要なもの
キューバ、謎のベールに包まれ、現在でも社会主義で成り立っている国とあって、パスポート以外にも必要なものがあって、ちょっと入国が面倒です。
大きく2点あります!
1, ツーリストカード
ツーリストカードとは、アメリカでいうESTAみたいなものです。入国審査の際に、パスポートと一緒に提出する必要があります。
↑ これがツーリストカードです。
(私はメキシコシティのアエロメヒコカウンターで入手しました。何百枚と束になっていました。笑)
ツーリストカードの取得方法は大きく4つあるのですが、
今回はお得で確実な方法(私が実践した方法)をお伝えします。(他の方法はまたそれ自体でまとめて書きます。)
それは、利用する航空会社によって異なります。
エアカナダ:キューバ行きの飛行機の中で配られるのをもらう。
注意:もらえたとう人や事例が多数あるのが現実ですが、一応カナダ人のみが配布対象だそうなので、もらえない可能性も十分にあります。
アエロメヒコ:乗り換えの空港で購入する。(これがオススメ)
乗り換えで一度、メキシコシティかカンクンに必ず降ります。その際、次の飛行機が出るまでの間、時間があるのでアエロメヒコのカウンターに行って、「キューバに行くからツーリストカードをくれ」と伝えましょう。そうすればすぐ購入できます。米ドル or クレジットカードでも大丈夫です。
僕が購入した時は、$16 USDでした。(日本円=1,800円ほど)
2, 海外旅行保険契約証明書(English or Spanish)
これは、「海外旅行保険に入っていれば問題ない」ということではなく、
英語 or スペイン語で記載された保険契約証あるいは、保険証が必要(紙ベース)とのことだそうです。
その際、アメリカ資本のものではNGだそうなので、日本の保険あるいは、アメリカ以外の外資保険会社の保険がいいでしょう。
↑ 私が実際に持って行ったものです!(チェックされませんでしたが。笑)
ただ、一応現状としての情報を共有すると
私含め、キューバで出会った日本人 and 他の外国人旅行者に聞いたところ(20~30人くらい)誰1人としてし入国審査の際この海外旅行保険の有無に関してチェックを受けたという人はいませんでした。
もちろん必要ないという意味ではなく、現場の現状としてはこんな感じですよ。という意味です。
旅人のマナーとして、きちんと持っては行きましょう!
通貨制度
キューバの通貨制度は実はちょっと複雑で、きちんと理解をしておかないと旅行し辛い or 騙されることになるのできちんと理解しておきましょう!
↑エルネスト・チェ・ゲバラの紙幣(ちょっとはレアみたいです。)
二重通貨制
まず、キューバの通貨制度は二重通貨制です。
はい? と思った方、分かります。私も最初は理解不能でした。笑
二重通貨制とは響が難しいだけでいたって簡単、「国内に2つの通貨単位が存在する」ということです。
簡単な例でいうと、日本の中で「円」でも「ウォン」でも普通に普段の生活ができる、みたいな感じです。
2つの通貨
キューバの2つの通貨は、
- CUC(クック)
- CUP(クップ or ペソクバーナ)
という、似た名前の通貨です。
両者とももちろん両替が可能です。
左側がCUC、右側がCUPです。
私は、
建物や人物像が描かれている → CUC
肖像画が描かれている → CUP
と見分ける基準を設けていました。
皆さんも違いがパッと見で分かるように、自分なりに基準を設けておきましょう!
違い
- CUC:外国人(旅行者)向けの通貨
- CUP:現地人(キューバ人)向けの通貨
という違いが一応あります。
キューバに着いてすぐ、空港で両替するとCUCにしか両替してくれません。
ただ、キューバの市内、屋台、飲食店、キューバ人が使う通貨はほとんど全てCUPです。
CUPが基本なので、お店でCUCを出すと嫌われ扱ってもらえない、なんてこともありました。
つまり、CUCだけを持っていたら旅行する際に非常に不都合なのと、詐欺に遭う可能性が非常に高くなります。それは、CUCとCUPの両替基準によるのですが、今から説明しますね!
CUCとCUPの両替
- CUC:1CUC=1米ドル
- CUP:25CUP=1CUC=1米ドル
つまり、(前提:1ドル=100円とする。)
1CUC=25CUP=1米ドル=100円
日本円に換算すると、
1CUC=100円
1CUP=4円
となります!
【注意!】詐欺被害
キューバは社会主義で、基本的には国民が所得に関しては非常に平等で、人柄も良く、私の中ではまた行きたい国ランキングトップの国です。
しかし、日本も同様にいい国とはいっても国民全員が良い人とは行きませんよね?
ごくわずかな(そう願う)悪い人によって外国人を狙った詐欺がやはりあるみたいです。
ここではそのカラクリをお伝えしますので、引っかからないように気をつけてくださいね!
CUCで買い物(タクシー利用など)をしにきた外国人客に対してCUPでお釣りを返す
という詐欺手法です。
分かり易く、例を出します。
あるお店で5 CUCの物を購入する際に、10 CUC札を出したとします。
お釣りは当然5 CUCですよね?
その際に、お店側が5 CUCではなく、5 CUPのお札で返してくる。
というものです。
お分かりいただけますか?
本来は5 CUCのところを、5 CUPで返されるということは、
5 CUC=125 CUP
もらうはずが、
5 CUPしか受け取っておらず
120 CUP=480円
騙し取られたということです!笑
ですから、しっかりとCUCとCUPの見分けをパッと見でつけられるようにしておきましょう!!
治安
結論から言うと、すごく治安は良いです!
もちろん、日本より治安のいい国なんて世界中探してもそうそうないので日本と比較したらアレですが、一般的な発展途上国やカリブ海、中南米の国と比較したらずっと治安はいいです!
私も仲良くなった現地人と深夜(12時以降)に出歩いていましたが、意外と人も外にいて、全然危険な目には遭いませんでした。
旅行中に会った他の外国人も口を揃えて、キューバはマジで治安良い!!と言っていたいので基本的には大丈夫だと思います。
理由としては、社会主義で基本的にはみんな等しく貧しく、アメリカのような極端な貧富の差がないためと言われていますね。
もちろん、スリや置き引きと言った軽犯罪はありますが、それで治安が悪いなんて言ったら、ヨーロッパの方がずっと治安が悪いですよね。笑
まぁ、キューバの場合、社会主義ですし、みんなが等しく貧しいので夜に出歩いて遊ぶ場所なんて皆無に等しいので、無駄に夜遅くには出歩かず、早く寝て次の日のためにしっかりと休息を取りましょう!
安全のためにも、早寝早起きは海外旅行の鉄則ですよね!
↑ 夜の公園(みんな公共wi-fiを求めて、群がってます。これについてはまた今度詳しく書きます。)
↑ 大劇場(立派な建物でびっくりしました)
夜22時頃でしたが、普通に人もたくさん歩いていました。
ホテル(宿)
種類
宿泊先としては大きく2つあります。
- ホテル(お金持ち相手の高級ホテル)
- 民泊(現地の方の家の1部屋など)
ホテルの方は、インターネットから予約が可能なものが現在、booking.comなどを通して予約することが可能となっております。
民泊の方は基本的にはネットで予約することができませんが、現地には正直、石を投げれば民泊をしている家に必ず当たるってほど民泊をしている家が山のようにあります。
キューバでは、民泊をしている家をCASA(カーサ:スペイン語で「家」と言う意味。そのままですね。笑)と呼ばれています。
つまり、「ホテル」と言えば高級ホテル。「CASA:カーサ」と言えば民泊宿を意味します。
そしてこの、船の錨を反対にしたような青いマークが「CASA:カーサ」をやっていることを示すマーク(看板)となっています。
どっちに泊まるかと言う問題ですが、予算や体験したい経験を基準に選ぶと良いでしょう。
現地に着いてから探すでも問題はありません。町中の「CASA:カーサ」が全て埋まるなんてことは現実的にはあり得ませんね。笑
ただ、現地で探すのが嫌な場合は、事前にインターネットで予約できる「CASA:カーサ」を予約しましょう!
ただ、、、
「CASA:カーサ」とは言っても多種多様でして、
1人部屋だったり、相部屋だったり
みすぼらしい、汚いところだったり
はたまた下の写真のような可愛いお家で、綺麗なところだったり
「CASA:カーサ」をやっている家の人が優しかったり、冷たかったり
と本当に多種多様なので、
今夜はどこに泊まろうかなぁ〜とのんびり探しながら街を歩くのも非常に楽しいのでオススメです!!
↑「CASA:カーサ」をやっている、可愛いお家!
ちなみに、、、
本来は民泊は、キューバ政府から認可を受けた家だけがやって良いことになっているそうですが、民泊で得た収入がそのまま自分たちの収入になるとのことから、みんな競って民泊をして旅行者にお金を落としてもらおうと競争しているのが現状です。
(社会主義の中にも市場競争主義があるのは面白いですよね!)
そのため、政府の認可を受けている「CASA:カーサ」もあれば、自分で看板を作ってしまう、マークの色が赤色、緑色なんて家もあります。笑
ただ、政府の認可を受けていないからとって、危険とか法外な料金を取られると言ったことはありません。
むしろ、認可を受けていない「CASA:カーサ」の方が安かったり、ホスピタリティーが良いなんてことが多いですね!
金額(1人/泊)
- ホテル:6000円〜◯万円
- 民泊:500円〜4000円
どっちが良い?
オススメは、民泊です。
- 圧倒的に費用が安いこと
- キューバの現地の方と話をすることできる
- 現地のリアルな暮らしを体験、見ることができる
- 地元民ならではのオススメのお店や場所を教えてもらえる
- 大抵、夕食&朝食 or 夕食か朝食のどっちかが込み(おふくろの味的な)
- 何かあった時は親身に助けてくれる
などなど、「最後の助けてくれる」と言う点以外はホテルには決してないものですね。
どこに泊まるかは、自分のキューバに行く目的、何をしたいかなど総合的に考えて決めると良いですね!
終わりに
今回はザッとキューバに旅行に行くにあたっての基礎事項を紹介しました!
今後は、もっとオススメ場所や実際どう言う旅行をしたのかを更新して行きますね!
ここまでお読み頂きありがとうございました!