知床大冒険 〜海編〜 最終話 汚男(オトコ)
ー 職人と工房
次の日、朝4:30
自然と目が覚める。笑
一同、朝風呂に入りご飯を食べ、チェックアウト。
フライトは新千歳から夜の便で、札幌まで新谷さんたちが送迎してくれることに。
どこまで親切でデカイ男なんだろう。
道中、新谷さんのご友人の家に遊びに行くことに!
じゃん!!
ご友人の家!!
デカっ!!!
なぜなら、数年前まで小学校だった廃校校舎に住んでいるからです!!
小学校に住むとかステキ過ぎやん!?✨
↑ 玄関前にて(左:新谷さん、真ん中:ご友人、右:カヤック会社社長)
中はこんな感じ!(荷物がたくさん、、、笑)
新谷さんのご友人はこちらで、
・手作りカヌーの製作&教室
・犬ぞりの製作
を主にされています。
↑ 工房(同じ職人として興奮する、カヤック会社、社長w)
↑ 手作りカヌー
これ、木材から全て手作りって、すごくないですか!?
木の曲げ具合とかもう、全てが一級の芸術品です。
↑ たくさんのパドルの型
↑ こちらは、新谷さん特注のアリュートパドルです。
持ち運びの良さを考慮して、特別に切り離しができるのです。
僕も将来、1つ作ってもらうことを約束&予約して来ました。笑
新谷さんは、アリュート民族とカヤックを深く敬愛されているからこそ、カヤックを漕ぐ時は、アリュート民族が使用していた、このアリュートパドルを使用されます。
↑ こちらは、手作りの犬ゾリ
何よりもすごいのが、
釘を一本も使用しておらず、全て木材と糸で作られていることです。
釘などの金属を使用すると、気温差や衝撃によってソリを傷めてしまい、壊れやすく、安全性が下がるそうです。
近代技術だけにのめり込むのではなく、先人の在り方にはきちんと理由があるわけですら、それらの知識を理解して学ぶことが本当に重要です。
まさに、温故知新ですね。
犬ゾリがあるってことは、、、
そう!
犬ゾリ用のわんわんもいます!
犬種は、「アラスカンハスキー」というもので、約50頭もいました!
マイナス◯◯℃の環境が彼らにとっては一番快適な気温で、10℃程度でも彼らには暑くて苦しいそうです。
ちなみに、僕は犬と会話することが出来るので、リーダーとなって会話をして来ました。
会話の様子をどうぞ!
また、ジンギスカン用ということで、ヒツジも飼っていました。w
ただ、名前をつけたことで、愛着が湧きジンギスカン案はやめたそうですwww
↑ 右:お母さん 左:この日の5日前に生まれたばかりの子供たち
お母さん、その"ステキな首飾り"はどうしたwwwww
子羊が可愛過ぎた😍
ー 別れの時
その後、下道で札幌駅までのんびりと送っていただきました。
(下道で行った理由は、高速代を浮かせる為だったと推測していますw)
最後に新谷さんとツーショット!
新谷さんはかっこいいオーラが出ていて素敵なのに、
僕は、ただ汚くて臭そうな感じ。
まだまだ青い未熟者です。こんな感じのカッコイイ大人になりたいです。
知床に行く前に新谷さんの本を買って読んでいき、
冒険後に新谷さん直筆のサインをして頂きました。もう宝物です。
最後に握手をしてお別れをしました。
ー 歩く公害
新谷さんたちとお別れをした後、電車で新千歳空港まで向かったのですが、、、
こんな顔に格好という、まぁ普通の人からしたらヤバイ人で、、、
電車で座ったんですけど、、、
あれ、
僕の両隣の席だけ誰も座らない、、、
あれ、これって、
酔いつぶれてゲロ吐いている人の横に誰も座らないやつと一緒では、、、
あれ、これ確実に
俺の存在が周りの迷惑になっている。
1週間焚き火にあたり、まともに体も頭も洗わずに活動していた訳ですから、
正直自分でも見た目の汚さ以上にニオイがちとヤバイと感じておりました。
ただ、ただね?
これってすぐ取れるもんじゃなくて毛穴の奥底まで染み込んでしまっているからそう簡単に、そうすぐに抜けるものじゃあないんですよ(T ^ T)!!!
どうかみんな分かってください(T ^ T)
と心から泣いて謝罪しておりました。笑
ただ、ここで褒めて欲しいのは、僕の他人を思いやる気持ちw
帰りの飛行機の席を窓側にしており、発券時に空席確認をしたところ、
確実に隣の人が座ってくることがわかりました。
つまり、隣の席の人及び前後にも僕の存在で被害を被る人とが出るということです!
これ以上他人に迷惑をかけてはならないと思い、入念に空席確認をして、
(画像はイメージです)
こんな感じに、両隣と前後に人がいない席に直前で座席変更をしました。笑
危険物検査だけじゃなく、ニオイ検査があったら確実に飛行機に乗れていなかったと思いますw
ー 帰京
新千歳空港では、かの有名なラーメン道場へ行き、はしごして楽しみました!
けやき 味噌ラーメン
れおログ 3.0/5.0
あじさい 塩ラーメン
れおログ 4.0/5.0
満腹で東京に無事帰って参りました。
今回の知床大冒険は、自分の大学時代のアウトドア活動の集大成の1つとして計画し取り組みました。
知床の大自然に抱かれて素晴らしい時を過ごす事が出来ました。
そして、他の仲間を含め、新谷さんと熱い、深いお話そしてこの冒険を出来た事が何よりの財産となりました。
ありがとうございました。
そして、ここまでこの「知床大冒険 〜海編〜」を読んでくれたみなさんありがとうございました。
ブログを書くのは初の試みでしたが、これからももっと工夫をしながら続けて頑張って行きたいと思います!
次の旅・冒険をお楽しみに!